第7回目は「We Are The Champions」です。 |
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この歌をレパートリーにする前と後では、うめはらなかせはガラリと違うというくらいターニングポイントになったのが「We
Are The Champions」です。ご存じQUEENの大ヒット曲ですが、ぼくはQUEENのファンというわけでもなんでもなく、CDも持っていませんでした。ただ以前から、この曲がかっこいいなということで気にはなってはいたのです。とくに最後のほうで、♪We
Are The Champions Of the world〜の終わりと♪We Are The Champions
, my friend〜の出だしの声が重なるところが好きで、ここを歌ってみたいという念願だけで、なかせさんに提案してみたのです。すると驚いたことに、やってみたいという返事でした。 |
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まさかなかせさんがやりたいと言うとは思ってなかったので、実をいうとコードもとっていなくて、ギターで伴奏すらできませんでした。そう打ち明けると、なかせさんがジャイアンさんというPP&M掲示板のお友だちに聞いてくれて、その方から、歌詞とコードがわかる海外のサイトを紹介していただきました。そこで一挙に全容解明というわけにはいきませんでしたが、かなりヒントになったことは確かです。おかげで、アコースティックギター1本で伴奏することができるようになりました。 |
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ギターより難しいのは歌です。これはほとんどなかせさんの努力によるところが大きいでしょう。何度も何度もひとりで練習をしたのだと思います。失礼ながら、なかせさんにこの歌がうたえるなんて思いもしていなかったので、まず歌えたということが驚きでした。で、そこに手づくりハモをつけてハモれたということもまた意外でした。QUEENのオリジナルはほとんど聞かずに、ただメロディに乗せるだけでつけたハーモニーですが、なんとかかっこうがつきました。ちなみにうめはらなかせの演奏キーは原曲と同じです。 |
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「We Are The Champions」は、ターニングポイントになった曲と書きました。どういう意味かというと、もともとうめはらなかせの出発点であるフォークというジャンルから離れて、自分たちのやったことのないような、ほとんど性に合わないといってもいいような曲でも、努力すれば何とか歌えるのだという自信が、この曲に取り組むことによって得られたということです。この以前にマドンナの「La
isla Bonita」を歌っていますが、これはスリーフィンガーのフォークスタイルで演奏するものでした。いまではすっかりうめはらなかせの代表的なレパートリーになっている「We
Are The Champions」は、それまでとはまったく異質な曲だったのです。けれども、これ以降、うめはらなかせは自分たちの選曲に制約を設けることなく、楽しそうと思った曲には何でも手を出すようになったといえます。後に取り組んだボン・ジョビの「Livin'
On A Prayer」なんかもその一例ですね。 |
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QUEENではもう1曲「Killer Queen」にもチャレンジしています。めったにやりませんが、ときどきは聴いていただきたいですね。あの荘重なQueenの曲が、ギター1本とボーカル2つのもっちゃり音楽へと大幅にスペックダウンしますのでお楽しみください。
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