うめはらなかせのレパートリーになった歌について

 
 
      歌についてのあれこれを、うめはらが語っていきたいと思います。
第1回「おたすけ」   第2回「I will」  第3回「Wednesday Morning,3AM」
第4回「お富さん 第4.5回「銀座カンカン娘」  第5回「leaving on a jet plane
第6回「海をみていた午後」 第7回「We Are The Champions」  
 
第5回は「Leaving on a jet plane」です。
*今回は番外編としてなかせさんが書いています。 
 
高校生の時からPP&Mのコピーバンドで歌ってきた私にとって、Leaving on a jet planeは、とても思い入れのある曲です。
PP&Mを歌うコピーマリーさんたちは、歌ってみたいソロ曲のトップに jetをあげられるんじゃないでしょうか。歌詞もわかりやすいし、感情をこめやすいメロディーです。さびのところは前のめりになってしまうほどです。だれもが知っている曲ですから、ライブでもいっしょに歌ってくださるお客さんがたくさんいらっしゃいます。
 
 
jet はPP&Mの曲としてヒットしましたが、ジョン・デンバーの作品です。もともとは女性を残して旅立つ男性の歌だったんですね。YouTubeでは、PP&Mがジョンと歌っている映像を見ることができます。また、映画「アルマゲドン」(1998年)で、ブルース・ウィリスが地球を救うために宇宙に旅立つラストシーンに、このJetが流れました。PP&M 好きの人たちのあいだで話題になったものです。
 
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PP&Mのコピーバンドは、それはもう忠実に、コピーするものです。キーもできるだけ変えません。ギターにいたっては、スリーフィンガーで弾くか、ツーフィンガーで弾くかまでこだわります。極端に言えば、ご本家が間違ったところでさえコピーしたくなるものなのです。そんな人たちのなかで、私もマリーさんに重なるようにと歌ってきました。マリーさんは、私にとって絶対的な存在だったんです。
 
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ところが、何度歌っても私には満足感がありませんでした。これまで数えられないくらいjet を歌ってきたのに、です。マリーさんに遠く及ばないのはわかっていますが、何とか気持ちよく歌ってみたい。そんな思いを、この歌にずっと持ち続けていました。
そこで、うめはらなかせで歌うにあたって、マリーさんの歌い方にこだわることをやめようと思いました。キーもあげてもらい、これにうめはらさんはボサノバ風のギター伴奏を考えてくれました。
のびのびとJetを歌えるようになりました。わたしたちなりのJetができ上がりました。コピーの呪縛から開放された気がしました。でも、コピーしていた時期があったからこそ、いまこうして歌えるのかもしれませんね。

 
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うめはらさんにとっては、ギターアレンジやハーモニーがまだまだ満足いくものではないようですが、私たちはPP&Mの掲示板で知り合った二人ですから、PP&Mのお好きな方がおいでのライブでは、私たちのJetを聴いていただきたいと思っています。
なんといっても私たち世代には、Leaving on a jet planeは欠かせない名曲ですから。

 
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LEAVING ON A JET PLANE

All my bags are packed, I'm ready to go
I'm standing here outside your door
I hate to wake you up to say goodbye
But the dawn is breakin', it's early morn
The taxi's waiting, he's blowin' his horn
Already I'm so lonesome I could cry.

※So kiss me and smile for me
 Tell me that you'll wait for me
 Hold me like you'll never let me go.
 I'm leavin' on a jet plane
 I don't know when I'll be back again
 Oh, babe, I hate to go.

There's so many times I've let you down
So many times I've played around
I tell you now, they don't mean a thing
Every place I go, I think of you
Every song I sing, I sing for you
When I come back, I'll wear your wedding ring.

Now the time has come to leave you
One more time let me kiss you
Then close your eyes, I'll be on my way.
Dream about the days to come
When I won't have to leave alone
About the times, I won't have to say,